HOMEPRO LEAD ANALYSIS

ホームプロ案件分析レポート

紹介依頼日 2021/1/1〜2026/6/30 ・ 応札 3,118 件 ・ 社内向け
基準日 2026/9/18
元データ:ホームプロ案件明細(3,118件 紹介依頼時刻追加版)

まとめ

  1. 案件数は長期では下降傾向で、直近12か月(477件)は2021年の約半分です。2024年半ばを底に回復しており、2026年1〜6月は前年同期の1.35倍です。
  2. 成約率Aは2025年4月から上がりました(10.0% → 18.6%)。ただし主な理由は「お断り」が減って分母が小さくなったことで、成約の件数はほとんど増えていません。
  3. 応札の約半数(48.6%)はお客様から反応がありません2025年以降は約60%に増えています。案件の内容では見分けられません。
  4. 成約しやすいのは「着工時期が3ヶ月以内」「洋室・廊下・階段」「窓・サッシ」「月曜の紹介」「18〜20時の紹介」の案件です。
  5. 下の確度チェックで「高」の案件は成約率A 24.7%(約4件に1件)、「低」の案件は6.3%です。
成約率A(このレポートの基準)11.3%成約 ÷(成約+お断り+見積依頼+見積提出+現調済)
= 172 ÷ 1,528
成約率B(参考)5.5%成約 ÷(成約+お断り+見積依頼+見積提出+現調済+応札済+連絡あり
= 172 ÷ 3,118
無反応率48.6%「応札済」のまま終わった案件の割合

赤字=成約率Bの分母にだけ入る項目です(応札済 1,516件+連絡あり 74件)。成約率Aの分母には入りません。

物語100件の紹介が、6件の契約になるまで

直近の2025年1月〜2026年6月の実績(応札716件)を、100件に置き換えて描いています。数字はすべて実績です。イラストの丸1つが1件です(100件換算)。

100件応札した案件

第1章 100件の紹介が届く

ホームプロから紹介が届くと、私たちはすぐに応札します。紹介が最も多いのは春(3〜5月)で、月平均の約1.4倍。秋(9〜11月)は最も少なく、月平均の8割ほどです(季節の傾向は2021〜2025年の実績)。

60件 反応なし無反応残り

第2章 半分以上は、返事がない

100件のうち約60件は、お客様から一度も反応がありません(全期間の平均では49件)。どの部位・予算・地域の案件が無反応になるかは、データからは見分けられません。

今回は 見送ります 28件 お断り無反応お断り残り

第3章 反応があっても、28件はお断り

お客様から反応があっても、28件はお断りで終わります。理由で最も多いのは「他社で検討をしている」で、お断りの約3割です。「ホームプロが紹介した他社と契約した」は、お断りの約2割です。

60日以上… 残り約12件無反応お断り途中で停止残り

第4章 残るのは約12件

ここまでで残るのは約12件です。そのうち約6件は、見積依頼や現地調査の段階から先に進まず、60日以上反応がないまま止まっています。

6.4件 契約無反応お断り途中で停止契約

第5章 6件の契約

最後に契約に至るのは、100件中6.4件、約16件に1件です。応札から契約までは、半分の案件で51日以上かかり、約6件に1件は3か月を超えます。契約金額の中央値は122万円で、半数は、お客様が最初に選んだ予算より高い金額で契約しています。

終章 決まりやすい案件の手がかり

厳しい道のりの中にも、決まりやすい案件には共通点があります(以下は2021年〜2026年6月の全期間の実績)。着工時期が「3ヶ月以内・可能な限り早く」の案件は成約率A 13.1%(「1年以内・未定」は7.8%)。18〜20時に届いた紹介は成約率A 21.0%(他の時間帯は10.0%)。

1案件数

長期では下降傾向です。2024年6月を底に回復していますが、直近12か月(477件)は2021年(951件)の約半分です。季節では春(3〜5月)が最も多く、秋(9〜11月)が最も少なくなっています。

2024年半ばを底に回復 ― 直近12か月の案件数の推移

グラフの見方:各月の点は「その月までの12か月間の案件数の合計」です。季節の上下をならして、流れだけを見られます。2021年12月の951件から下がり続け、2024年6月の296件が底です。その後は回復し、2026年6月は477件です。

件数が減った理由と、回復した理由は、資料上では確認できません。

季節ごとの特徴(各年の月平均=100とした案件数の指数、2021〜2025年)

グラフの見方:月平均(100)を上回るのは春だけです。春は平均の約1.4倍、夏・秋・冬は平均の8〜9割です。

季節案件数の指数特徴
(3〜5月)1441年で最も多い季節。3月が年間最多(173)。
(6〜8月)86平均を下回る。
(9〜11月)81最も少ない季節。10月は65。
(12〜2月)8912月は年間最少(59)。1月(112)・2月(97)は平均並み以上。
季節による成約率Aの差はありません。2025年12月〜2026年2月の冬は例外的に多く、指数は131でした。

成約率Aは季節で変わらない ― 季節別の成約率A

2021〜2024年2025年〜2026年6月

グラフの見方:2021〜2024年(灰色)は秋・冬がやや高めですが、偶然の範囲の差です。2025年以降(オレンジ)は、どの季節も16〜18%でほぼ同じです。

季節は紹介依頼日の月で分けています。季節で変わるのは「件数」で、紹介は春が最も多く、契約した月(受注年月日)は夏58件・春53件・秋38件・冬23件です。

月別の案件数(応札件数)

グラフの見方:毎年3月に大きな山があります。2021〜2022年は件数が多く、2024年が最も少なく、2025年11月から再び増えています。

月別の成約件数

グラフの見方:成約は1か月あたり0〜10件です。成約が0件の月もあり、案件数ほどはっきりした季節の山はありません。

2最終ステータスの内訳

応札3,118件のうち、成約は172件(5.5%)。約半数は無反応、約4割はお断りで終わっています。

グラフの見方:横棒全体が応札3,118件です。灰色(無反応)と青(お断り)で約9割を占め、成約(オレンジ)は5.5%です。

最終ステータス件数割合
応札済(無反応)1,516件48.6%
お断り1,266件40.6%
成約172件5.5%
見積依頼・見積提出・現調済・連絡あり
但し60日以上無反応
164件5.3%
合計3,118件100%
内訳:見積依頼85件、連絡あり74件、現調済3件、見積提出2件。

3成約率

成約率Aは2025年4月から上昇。ただし上がった理由の約3分の2は「お断り」が減ったことです。

年別の推移

成約率A成約率B無反応率

グラフの見方:オレンジ線(成約率A)は2025年に上がっています。同じ時期に灰色線(無反応率)も上がっています。青線(成約率B)は4〜7%でほぼ横ばいです。

応札100件あたりで比べると

2021〜2024年2025〜2026年
成約5.2件6.4件
お断り44.3件28.1件
無反応45.3件59.6件
成約率A10.0%16.8%

成約はほぼ同じ(100件あたり5.2件 → 6.4件)。「お断り」が減って「無反応」が増えたため、成約率Aの分母が小さくなりました。
※「無反応」は成約率Aの分母に入りません。

4無反応

応札の約半数は無反応。2025年以降は約60%に増えています。案件の内容(部位・予算・地域など)による差は小さく、事前に見分けることはできません。

年別の無反応率

グラフの見方:点線は全期間の平均(48.6%)です。2022年の42.0%が最も低く、2025年から大きく上がり、2026年(1〜6月)は60.6%です。

やや高いのは「着工時期が1年以内・未定」(54%)と「部位が5か所以上」(62%)の案件です。

5お断りの理由

お断り理由で最も多いのは「他社で検討をしている」(全期間41.1%)。直近(2025年以降)は、お断りの約4件に1件(24.9%)が「他の会社と契約した」理由です。

お断り理由の内訳(期間別)

他社で検討をしているその他理由の記載なしホームプロが紹介した他社と契約したホームプロ以外の会社と契約した
2021〜2024年
44%
13%
21%
12%
10%
2025年〜2026年6月
28%
27%
20%
19%
6%

グラフの見方:横棒全体がお断りの件数です。「他社で検討をしている」(青)は43.5%から28.4%に減り、「その他」は13.4%から26.9%に、「ホームプロが紹介した他社と契約した」は12.1%から18.9%に増えています。

お断り理由全期間2021〜2024年2025年〜
他社で検討をしている520件(41.1%)43.5%28.4%
その他197件(15.6%)13.4%26.9%
理由の記載なし264件(20.9%)21.0%19.9%
ホームプロが紹介した他社と契約した167件(13.2%)12.1%18.9%
ホームプロ以外の会社と契約した118件(9.3%)10.0%6.0%
合計1,266件1,065件201件
「他の会社と契約した」理由(ホームプロが紹介した他社+ホームプロ以外の会社)は、2021〜2024年22.1%、2025年以降24.9%です。

6価格帯(申込時の予算)

直近(2025年以降)は、申込時の予算が200万円未満の案件は成約率A 20.2%、200万円以上は7.9%で、約2.6倍の差があります。2021〜2024年は、価格帯による差はありませんでした。

直近は200万円未満の工事が決まりやすい ― 申込時の予算(価格帯)別の成約率A

2021〜2024年2025年〜2026年6月

グラフの見方:2021〜2024年(灰色)は、どの価格帯も10%前後で差がありません。2025年以降(オレンジ)は、200万円未満が20.2%、200万円以上が7.9%で、約2.6倍の差があります。

全期間では価格帯による差はありません(10.1〜12.2%)。2025年以降の200万円以上は分母76件と少ないため、幅をもって見てください。成約の約半数は、申込時の予算より高い金額で契約しています。

7成約しやすい案件

着工時期が早いほど成約しやすく、「1年以内・未定」は決まりにくい。紹介依頼の時刻が18〜20時の案件は成約率Aが約2倍です。部位では洋室・廊下・階段・窓が高めです。

着工時期別の成約率A

グラフの見方:着工時期が早いほど成約率Aが高くなっています。点線は全体平均(11.3%)で、「1年以内・未定」だけが平均を下回っています。

成約しやすい条件(その条件がない案件と比べて)

紹介依頼の時刻が18〜20時約2.2倍
部位に洋室・廊下・階段を含む約1.9倍
着工時期が3ヶ月以内・可能な限り早く約1.8倍
部位に窓・サッシを含む約1.6倍
紹介依頼日が月曜日約1.6倍

予算、戸建・マンション、築年数、地域では差がありません。

最も成約率Aが高い組み合わせ:外壁・屋根 × 着工3ヶ月以内(17.6%)

夕方(18〜20時)に届いた紹介は決まりやすい ― 時間帯別の成約率A

グラフの見方:点線(全体平均11.3%)より右に長い時間帯ほど成約しやすい時間帯です。18〜20時は21.0%で、他の時間帯(10.0%)の約2.1倍です。0〜8時は5%前後で最も低くなっています。

18〜20時は2021年から2026年まで毎年、他の時間帯を上回っています。着工時期や曜日などの影響を除いても約2.2倍です。
8時0分ちょうどの紹介依頼は93件あり、成約は0件(無反応79.6%)でした。

部位別の成約率A

グラフの見方:点線(全体平均11.3%)より右に長い部位ほど成約しやすい部位です。階段・廊下・外構・洋室・窓が高く、水回り(浴室・キッチン・トイレ・洗面)と家全体は平均を下回っています。

8確度チェック

新しい案件の条件を選ぶと、過去の同じ条件の成約率Aが表示されます。

① 着工時期
② 紹介依頼の時刻
③ 当てはまるもの
ランク
過去の同じランクの案件の成約率A
-
ランクは優先順位の目安です。ランク「低」でも成約する案件はあります。2021〜2023年、2024〜2026年のどちらの期間でも「高」が最も高く、「低」が最も低くなっています。

総評このレポートのポイント

  • ホームプロの案件数は、2025年から再び増えています
  • 成約率Aは上がっていますが、成約の件数はほぼ変わっていません。「お断り」の連絡が減ったため、数字が上がって見えています。
  • 応札した案件の約半数は、お客様から反応がありません
  • 成約しやすいのは、着工時期が早い案件洋室・廊下・階段・窓を含む案件月曜に紹介された案件18〜20時に紹介された案件です。
  • 「8 確度チェック」で、新しい案件の成約の見込みを確認できます。対応の優先順位を決める目安として使えます。
注意:2026年4〜6月の紹介分は、まだ成約が確定していません(成約の約4件に1件は、応札から90日以上かかっています)。